きょう午後、上野公園にある国際子ども国際図書館を単独視察。ここは国立国会図書館の支部であり、児童書30万冊、海外の児童書もあわせて40万冊の蔵書を誇り、さらに拡張工事中。

私は議院運営委員会が所管する国会図書館の運営を担当する図書小委員長でもあり、来週予定されている国会図書館予算の件で財務大臣との協議をする予定。その準備として国会図書館の概要説明をきのうからヒアリングしていたのだが、聞くうちに改善すべき附に落ちぬことがあり、さっそく出向いてみた。

それは、子ども図書館と名はついているものの資料室・閲覧室は18歳未満お断り、となっているからである。その理由を聞けば『貴重な資料なので毀損されないようにする為』『騒がしくされると、ほかの方に迷惑』『試験勉強しに来られては困る』ウンヌン。私は、年齢で線を引くことにどういう意味があるのか、18歳以上なら誰でもOKで、18歳未満なら、どんなに向学心に燃えていて中学生や高校生という理由でダメなのか。結果、門戸を閉ざすことになるではないのか、と改善を要請。小委員長として議運の場で規則の見直しを取り上げることも検討する。

国会図書館もまた同様になっているが、秩序を乱したり、社会常識に外れた行為をするなら、どこの施設でもするように注意をし、退去させれば良い。そのために警備員がいるのではないか。言うまでもなく国会図書館は国民の税金による公のものである。人こそ国家の財産、教育は百年の計、と言っている国会の付属機関がこれでは絶対いかん。改善する。