沖縄・北方問題特別委員会での模様



1月4日という異例のスタートとなった通常国会が昨日をもって閉会となりました。

消費税の先送り判断のタイミングと、サミット後の国会解散が常に政治カレンダーにあった150日間でした。

経済政策の失敗で消費税増税を判断できない環境にあることはわかっており、増税延期法案をすでに出しました。

閉会日6月1日の会見で安倍総理は「リーマンショック並みの経済状況悪化」「東日本大震災」という自らが決めた例外条件をチャラにして、「これまでの約束とは異なる、新しい判断」という理由で経済政策失敗を認めずきわめて不誠実な姿勢をみせました。

言い換えれば、新しい判断=前言撤回のことあり、今後のあらゆる公約違反、政策の転換は“新しい判断”で政治的責任を覆すことができてしまい、総理の発言のあまりの軽さは、政治全体への信頼をそこねます。

批判の多かった民主党政権ですが、まだ愚直さがあった、と思います。

「ヒトへのミクス」に政策転換を!

この参院選での国民の皆様方の審判にゆだねることになりますが、私たちは、富裕層からの回復を前提とするアベノミクスではなく、この国の土台を築くる普通の人々の人生設計を確立するヒトヘノミクスを訴えてまいります。