読売巨人軍終身名誉監督の長嶋茂雄さん(79)の名前を冠した道路「読売巨人軍 長嶋茂雄ロード」と「読売巨人軍 長嶋茂雄ランニングロード」が、現役時代に「山ごもり」した思い出の地、静岡県伊豆の国市大仁おおひと地区に誕生する。

長嶋さんは、現役時代の1967年から、シーズン開始に向けて自主トレーニングを同地区で行った。

大仁温泉のホテルを定宿に、狩野川対岸の城山じょうやま(342メートル)などで足腰を鍛え、疲れた体を温泉で癒やした。ほぼ1か月間に及んだ自主トレは、74年の現役引退前まで続いた。

市は、観光案内などのため市内の道路に愛称をつける取り組みを始め、昨秋、市民から募集。

大仁地区の住民団体から「長嶋さんが走った道を長嶋ロードと名付けては」との提案が出た。

これを受け、市が長嶋さん側と球団に名称の使用許可の要望を出した。

http://www.yomiuri.co.jp/sports/npb/20150402-OYT1T50189.html?from=ytop_top