ノーベル生理学・医学賞を受賞された山中伸弥教授に衆議院からも表彰状の授与式が国会内で行われ、講話も聞く機会があった。
日本とアメリカの研究への環境、投資の違いに危機感を持ち、質実剛健とばかりに根性で短期なら日本は頑張れるが、
長期的には、研究者のほか解析や技術操作など様々な分野のプロによるチーム化が必要で、自身は日本では所長と研究者を兼ねるが、アメリカでは経営のプロを雇っているという。
いまの大学のあり方では厳しいと話していた。
連日の与野党折衝・調整の議院運営の場で、政治の”におい”から解放された一瞬だった。