2012年4月石垣島にてPAC3の配備に立ち会う

 

懸念される北朝鮮の動向について防衛省を呼び、現状を聞く。

私の懸念は報道されているように移動式発射台に載せられたミサイルがムスダンであるならば射程4000キロまで届くとされ(実証されていない)、グアムまで届く。

国際世論の反対を振り切って発射した場合に途中失速し、我が国の領土・領海に飛来した場合は恐ろしい。

また更に、北が”我が国への敵対行為を直ちにやめなければ、2発目を撃つ”などとした場合、相手国の意図と能力を勘案して”有事””武力行使”と見なすことになる。

これまで人工衛星の打ち上げ、と事前宣告し、飛行機や船舶の航行制限をしてきたが、今回は無し。我が国としても、他国が攻撃の意図を公言し、武力行使の準備をしたことは初めてのケースで、外形的には準有事の状態。

瀬戸際がどこにあるか知らない未熟な北指導者の瀬戸際戦術だけに予断は許さない。

ゆえに我が国は米国と情報共有しながら日本全土防衛に取り組まねばならない。