中村哲医師を悼んで
アフガニスタンでの人道支援活動中に銃撃され亡くなられた。まさに痛恨であり悲しみに耐えない。
中村哲さんは2008年、参院外防委員会で参考人として陳述されたのち、私を含めた当時の民主党議員と懇談された。
「人の命を尊重し、相手の立場に立って喜ばれることをなすという、民間による民生支援だけでいい」と強調し、「アフガンの人たちは、家族が一緒に暮らせること、故郷で安全に暮らせること、三度三度の食事がとれることを望んでいる」と話されたことが強く印象に残っている。
ここまで人生をささげた方がなぜ命を奪われたのか。
真相究明にはもとより、こうした人道支援が絶えぬよう環境整備に取り組みたい。
合掌