中国深圳で襲われた日本人学校の児童が亡くなられた。
子供を狙った許しがたい凶行に激しい憤りを抑えられず、未来を奪われた犠牲者と大切な子供の命を奪われた親の心中に胸が痛む。
柳条湖事件の日との関連など動機は今後判明するだろうが、中国当局には、隠蔽することなく詳細を明らかにするよう日本は要請しなければならない。
日本人学校は世界50ヶ国に1万4000人が在学中とされ、企業戦士の家族が守られるよう、とくに反日感情を持つ国の日本人学校に対し万全を尽くさねばならない。
2024年9月19日
中国・深センにおける日本人男子児童の訃報に接して(コメント)
ネクスト外務大臣 玄葉光一郎
中国・深センにおいて、現地の日本人学校に登校中だった男子児童が現地の男に刃物で襲われ、本日未明亡くなりました。
わずか10歳の男の子の命がこのような卑劣な行為により奪われてしまうという、あまりに痛ましい事件に接し、言葉を失い、怒りを禁じ得ません。
最愛の無垢な命を突然奪われたご家族やご友人のお気持ちは、察するに余り有ります。心よりご冥福をお祈りし、お悔やみを申し上げます。
6月にも現地の日本人学校の送迎バスが襲撃される事件がありました。
中国政府に対し、このような事件が起こる原因、背景を徹底調査し、二度と同様の事件が起こらないよう、再発防止に万全を尽くすことを求め、厳重に在留邦人の安全の確保、特に日本人学校周辺の安全対策の徹底を求めます。
また、外務省に対しても在外邦人の安全確保、及び、在外日本人学校で恐怖や不安に感じている家庭や児童のケアのための支援を行うよう求めます。