本日、国家安全保障に関する衆議院特別委員会で、審議未了ながら、与党により特定秘密法案が強行採決されました。
民主党は丁寧かつ真摯に審議に応じてきました。
審議のなか、この法案の問題点がいくつか浮き彫りになりました。
昨日は、福島で地方公聴会をおこないましたが、自民党の意見陳述人の方でさえ、政府による特定秘密法案にに大きな疑念を述べられていました。
このままでは、政府にとって不都合な秘密はすべて指定され、国民の知りえないところですべてが決まってしまうことに懸念せざるえません。
民主党は与党がまず国民の知る権利をしっかり守る、報道の自由をしっかり守る、国権の最高機関としての国会の権威を守る――この三つの原則に立った上で限定された秘密をしっかり守るということを原則の対案もだしましたが、審議すらさせない与党に怒りを感じます。
なんとか、参議院での審議で修正協議をおこない、、「国民の知る権利、報道の自由、国権の最高機関が国会であるという3原則」を全面的に受け入れることが与党には求められます。