きょう只今から長泉町鮎壺公園の完成式典に出席

鮎壺公園(長泉)9日全面開放 休憩施設や広場新設 「鮎壺の滝」と「本宿用水」一望

9日に全面開放する「鮎壺公園」=長泉町下土狩(町提供)
長泉町下土狩の鮎壺公園が9日、改修工事を終えて全面開放される。町の観光資源である世界ジオパークのジオサイト「鮎壺の滝」と世界かんがい施設遺産「本宿用水」を一望できるのが見どころ。休憩施設「鮎壺テラス」や展望広場などを新設し、子育て世代など地元住民が集まる市街地最大規模の憩いの場が誕生する。 約2倍の面積となった1万7千平方メートルの敷地内には、広大な芝生広場のほかイベント開催時などに最大6台が入るキッチンカーエリアや、地元ボランティアが管理する果樹園を整備。テラス内には、出版取次大手の日本出版販売(日販)による本を活用した空間が広がり、「長泉ブランド」などを販売する自販機も常設する。 町は2021年7月から、改修工事を開始。昨年5月、子どもが安心して遊べるよう複合遊具をゴムチップ舗装と天然芝で囲った子ども広場を先行してオープンしていた。9日は開園式終了後、午前11時半から利用できる。