自民党の若手勉強会が「党の方針に異議を唱えるマスコミには経団連からスポンサー
に圧力をかけろ」と発言があったことで本日の安保特別委員会でも議論された。
http://www.47news.jp/CN/201506/CN2015062501001696.html
「私はあなたの意見には反対だ、しかしあなたが意見を述べる自由は体を張って守る」という民主主義を代表する有名なフレーズがある。
自身も新聞記者を務めたことがあり、論調や社の方針は各社それぞれで、考え方の違うメディアや作家がいることは現実にある。
政権の方針にさからうなら圧力をかける、との声が政治家から挙がる、その本質に驚きを禁じ得ない。
内輪の居酒屋談義ではないのである。
異論を封じることに躊躇ないおごりがここまで増長したのは野党がだらしない一強政治の副作用でもある。
政界に緊張をもたらす”もうひとつの選択肢”の作り直しを急がねば。